1日のワンデー自動車保険は若い年齢だと高いの?~それ以外の方法も含めて検証~


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普段車に乗らなくても実家に帰った場合や親から車を借りる場合、その車の保険を変えると保険料が高くなるという話を聞いたことありませんか?

たまたま1回だけ乗るのに高い保険料を支払うのは嫌なものです。そこで、ワンデー保険と呼ばれる1日から加入できる自動車保険があります。

しかし、このワンデー保険は年齢によって保険料が高くなるのか?

保険がしっかり支払われるのか?

ワンデー保険の内容や自動車保険の各条件によって若い方の一番良い方法はないか解説していきます。

ワンデー保険は年齢条件の心配はない

ワンデー保険は年齢によって保険料が変わる商品ではありません。通常の自動車保険は18歳、21歳、26歳などの年齢によって保険料が変わります。若い方の自動車保険の値段が高いというイメージはここから来ています。

しかし、ワンデー保険には年齢によって保険料が変わることはありません。18歳の方が加入しても、38歳の方が加入しても保険料は一緒です。

10代、20代の方がワンデー保険(1日自動車保険)に入るデメリット

年齢にかかわらずワンデー保険に入れるのであればすぐに入ろう!と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

ワンデー保険は年齢にかかわらず400円から入れるというメリットはありますが、デメリットもあります。

主なデメリットは400円で入れるプランの補償内容は限定されているという点です。下記の図は損保ジャパンのワンデー保険の各プランと保険料の表したものです。

ライトプラン
基本プラン
安心プラン
相手への補償
対人賠償
無制限
無制限
無制限
対物賠償
無制限
無制限
無制限
対物全損時修理差額費用
自身、同乗者への補償
人身傷害
×
×
1名につき
3000万円
入通院定額給付金
×
×
10万円
死亡後遺障害定額給付金
×
×
1名につき
1000万円
搭乗者傷害
1名につき
1000万円
1名につき
1000万円
×
自損事故傷害
1名につき
1500万円
1名につき
1500万円
×
お車の補償
借用自動車の車両復旧
×
300万円
(自己負担15万円)
300万円
(自己負担10万円)
ロードアシスタンス
事故時代車費用
×
×
5,000円/日

この図から解るように400円や500円のライトプランは補償内容が限定的です。相手方への補償はされますが、借りた車の修理代や自分や同乗者のケガの補償などが限定されています。

安心プランは搭乗者傷害、自損事故傷害の補償が×になっていますが、これは人身傷害や死亡後遺障害給付金の補償に一部含まれています。なので自分自身の補償も安心プランの方が充実しています。

一年契約などの自動車保険は車両保険については全員加入するわけではないですが、それ以外の対人賠償、対物賠償、人身傷害補償はほとんどの方が加入しています。

家族の車であっても可能であれば事故で壊した修理代を保険で払いたいですよね。ワンデー保険の基本プラン、安心プランまで加入すれば事故で壊した車の修理代も補償されますが、自己負担が基本プランは15万円、安心プランは10万円かかります。

つまり、あなたの乗った車が事故で20万円の修理代になった時に保険から支払われるのが基本プランは20‐15=5万円。

安心プランは20-10=10万円まで保険で支払われます。

少なくとも10万円以上は自己負担になるというデメリットがあります。このように400円から入れるのはワンデー保険の大きなメリットですが、補償がかなり限定的というデメリットがあることを十分注意してください。

家族の車に乗るのであれば任意保険をもう一度確認

家族の車であっても安心プランに加入すると最大2,000円の保険料になってしまいます。結構高い保険料になってしまいますよね。割り切って400円のプランで良いという事であればそのままワンデー保険に加入しても良いですが、2,000円のプランに入りたいという場合には今一度家族の自動車保険の内容を確認してみてください。

とても分かりづらい年齢条件の仕組み

当社のご契約者から子供が夏休みに実家に帰ってくるからうちの契約の年齢条件を全年齢に変えてと問い合わせを受けることがります。

多くの方が年齢条件=運転する方の年齢の条件というイメージを持ちます。

確かにそれも間違ってはいないのですが、自動車保険には年齢条件の他に運転者限定というものがあります。この運転者限定の内容次第では年齢条件の年齢未満の方でも保険が効く事になります。

具体的に言うと運転者限定が家族限定や限定無という場合です。家族限定や限定無の場合、年齢条件は「同居のご家族の年齢」が対象になります。

文章だけでは解りづらいので図に表してみました。

こちらの図のように、18歳のお子様が両親と同居している場合には年齢条件はお子様の年齢に合わせて全年齢以上の条件になります。しかし、18歳のお子様が一人暮らしで別居した場合、年齢条件は「同居の家族」である父親と母親の年齢だけが条件になります。そのため35歳以上の年齢条件でもお子様が運転することが出来ます。

このように年齢条件は同居の親族内での条件となる事を知ってください。なのでワンデー保険に入る前にもう一度運転する車の現在の自動車保険の条件をもう一度確認してください。

あなたが家族と離れていて暮らしている場合、別居の未婚の子供という条件に合えば年齢条件の影響は受けません。実家の自動車保険の運転者限定が家族限定や限定無であれば年齢条件が26歳以上や35歳以上になっていても運転をすることが出来ます。この場合はワンデー保険に入らなくても保険が効くので大丈夫です。

任意保険も1日単位で変更できる契約もあります

あなたが親と同居していて親の車に乗る場合には「同居の親族」に該当するのであなたの年齢条件に変更しなければなりません。仕方が無いのでワンデー保険に入るというのも選択の一つですが、もう一つ方法があります。それはその車の自動車保険の年齢条件を1日だけ変えるというものです。

しかし、これには条件があります。保険会社が1日単位で条件の変更を認める契約のみ対応できます。損保ジャパンで言うと家族で2台以上の自動車保険をまとめた契約(セミフリート契約)をしている場合には日割りで変更することが出来ます。

変更方法は契約している代理店に連絡をして1日だけ年齢条件を変更したいと要望を伝えれば大丈夫です。インターネット型の自動車保険や1台ごとに契約をしている場合は月割りの変更しか出来ないので難しいかもしれませんが、日割りで変更できる契約の場合にはこのような形で変更するのも良い方法です。

ご自身の契約が日割りで変更できるか確認したいときには契約をしている代理店にご連絡をしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワンデー保険は年齢に関係なく若くても400円から入れる良い商品です。しかし、補償内容が少ないというデメリットもあります。それを補うための方法も今回は説明いたしました。

以下が今回のまとめになります。

・ワンデー保険は年齢に関係なく加入できる。18歳でも400円から加入が出来る。

・ワンデー保険の補償は限定的

・しっかりとした補償に入りたい場合には費用が掛かる

・別居の未婚の子供が実家の車に乗る時は加入中の保険を再確認。条件の変更をしなくても保険が効く可能性がある。

・2台以上のまとめた契約をしている場合には1日単位で条件を変えられる可能性がある。その場合、ワンデー保険に入らずその日だけ条件を変えてもらうのも有効な手段

以上になります。

どこまでの補償を必要とするか。自身や家族の保険で代替になるような方法はないか。それとも色々と面倒なのでワンデー保険に加入するか。

そのようなことを検討したうえで最良の方法を決めてください。

 

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